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オスプレ: M3リー & グラント中戦車

by 大日本絵画

¥1,980 (税込)

商品解説

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現在からすると信じがたいことに、第二次大戦開戦当時のアメリカは
自動車工学の最先端にありながら、戦車劣等国という驚くべき状態にありました。
大戦勃発でヨーロッパ情勢が急を告げる中、75ミリ砲を旋回砲塔に装備する本格的な戦車が完成するまでの
つなぎとして作られたのが、M3中戦車です。大きいものはよいことだという、アメリカ流設計はみごとな成功作となりました。

本書は、リー/グラントとして知られる同車の開発経緯と変遷、北アフリカとアジアでの戦いぶりに関し記したものです。
つなぎ役とみなされながらも、大型鋳造車体、溶接接合の採用など、生産技術の経験集積に大いに役立ったことがわかります。
カナダ軍のラム戦車や自走砲、戦車回収車といった派生型についても触れられています。
チュニジア戦の米軍の戦闘記録は、「カセリーヌ峠の戦い」と併せ読むと作戦への理解が広がることでしょう。
写真的には、ビルマ戦線で戦ったM3の写真が収められている点も、興味深いものがあります。

製品仕様

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