商品解説
クルマ / オートバイ関連書籍
94年の日本グランプリに前年度(そして最後)の全日本500ccチャンピオンと云う事でワイルドカード参戦を果たしたノリックは、ドーゥハン・シュワンツらと激烈なトップ争いの末、転倒リタイアを喫した。しかし、それを高く評価したW.レイニーの強い要望により、シーズン中の所属メーカーの壁を越えた移籍を果たします。
翌95年にグランプリフル参戦を果たすと、3位表彰台に上り、シリーズ9位の成績をあげます。そしてヤマハのNo.1ライダーとなった96年の鈴鹿・日本GPでは、歓喜の表彰台頂点に登りつめます。
時代はミック・ドゥーハンとホンダNSR500がシーズン5連覇中。ホンダのNSR大量投入にチームのエースライダー移籍と、ヤマハとノリックには向かい風が吹きまくっていました。そんな中、現状に一泡吹かせるべく奮闘したメーカー、エンジニア、そしてライダー達の奮闘を紹介します。