商品解説
エアクラフトモデル関連書籍
特集●零戦ふたたび
零戦は日本人にとって特別な飛行機で、当時の技術力や戦争の記憶といったさまざまな要素が刻まれている。
『航空ファン』では戦後初となる日本人所有の零戦22型「AI-112」が2014年に初めて国内に運ばれてくる前からその動向を紹介しており、1月の国内初飛行も大々的に紹介した。
5月末、国内での2度目の飛行プロジェクトとして保管されていた鹿児島と地震被害を受けた熊本の上空を飛行し記念ビデオを撮影しており、そのプロジェクトに密着した。
この後今後の活動を見据えてアメリカにいったん運び出されることになる零戦だが、日本での活動の区切りとなるビッグプロジェクトを細かく紹介する。
また、2013~14年に所沢で展示されたオリジナルの栄エンジン搭載の唯一の飛行可能零戦52型「61-120」が大規模修理を終えて4年ぶりにアメリカの空を飛んだエアショーでの空撮もお届けする。
第2特集●新世代グリペン、ロールアウト
デルタ翼にカナードというスタイリッシュな軽戦闘機、JAS39グリペンの革新的進化型、グリペンEが5月18日、スウェーデンのリンシェピンでロールアウトした。
サーブ社はこの機体の先進性や将来の発展性をアピール、全世界からゲストをセレモニーに招待したが、その狙いは航空機メーカーとして戦前に誕生したサーブが、現在では総合軍事関連企業となってさまざまな分野で台頭していることに主眼を置いたものだ。
そんなサーブの戦略の解説と、グリペンEのロールアウトを掲載する。
スペシャルリポート●レッドブル・エアレース第3戦千葉、室屋義秀歓喜の初優勝
2009年からアジア人で唯一のマスタークラスパイロットとしてレッドブル・エアレースに参戦している室屋義秀選手が、第1戦、第2戦の不振を跳ね返し、地元日本の大会で初優勝を飾った。
その緊張感あふれるレースウィークエンドを、誌上リポートする。
今月の注目記事
●飛行教導群、新田原から小松へ移動
●世界に広がる新哨戒機P-8ネットワーク
●エアバス社説明会イノベーション・デイズ2016
●“中華バジャー”轟6・H-6の進化論
●G7サミット 参加首脳特別機~アメリカと各国の動き
注目グラフィック特集
●赤いラインのMRJ 2号機が初飛行
●過去最大規模でスペインで開催されたNATO TIGER MEET 2016
●A-10とSu-25が編隊で飛んだブルガリア演習Thracian Thunder 2016
●大西洋を越えヨーロッパに渡ったオランダ空軍F-35A
好評連載群
空夢【ソラユメ】航空界でのチャレンジ
航空救難団活動記録
空のエンジェル部隊奮闘記
Bf109Eの検証
「写真を磨く」特別編
最新中国航空・軍事トピック
(文林堂 ウェブサイトより)