商品解説
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東部戦線で発生したソ連軍重戦車とドイツ軍の対戦車砲の対決は、
ドイツの軍事テクノロジーがソ連の新兵器にまったく歯が立たなかった珍しいケースとして戦史にも際立っている。
陣地を粉砕する「突破戦車」として開発されたKV-1、KV-2重戦車は、
ドイツ戦車猟兵が装備している対戦車砲をまったく寄せ付けない重装甲にものをいわせて蹂躙した。
KV重戦車の威力はソ連軍の希望の光となった。
1941年秋から1942年春にかけての時期、ドイツ軍が対戦車兵器の改良を終える前に、
ソ連軍は重戦車を押し立てた反攻作戦により敵を粉砕してしまおうと目論んだのである。