商品解説
完成品フィギュア
「はやぶさたん」は、2003年5月9日に日本の宇宙科学研究所 (ISAS)が打ち上げた小惑星探査機です。
地球から3億キロ以上の彼方にある小惑星「イトカワ」に到達し、サンプルを採集して2010年6月に地球に帰還を予定しています。
7年間にわたる航海はトラブルの連続で、そのたびに地上のスタッフが卓絶した機転で復旧を行い、
日本を始め、全世界を驚かせてきました。
例えば、はやぶさたんは2年前の事故で姿勢制御系がほとんど破損してしまい、
現在は、わずかに残った姿勢制御系と、イオンエンジン、そして太陽帆を駆使しての3次元航行を行っています。
4機あるイオンエンジンのうち、生き残っているのは1機のみで、燃料、制御を
別のエンジン同士を繋ぎ合わせ運用しています。その他、枚挙に暇がありません。
スタッフの奮闘の様子はファンの共感を呼び、最近では、11月19日にまたも襲ったエンジンの停止から、
奇跡的に回復したことがニュースにて取り上げられ、反響を呼びました。
2010年6月に、はやぶさたんは調査カプセルをオーストラリアの砂漠に投下したのち、
自身は大気圏に突入し、その役目を終えます。
もし、はやぶさたんがサンプルの採取に成功していた場合、その学術的価値は計り知れません。
日本の技術が作った小惑星探査機が、世界を驚かせようとしています。
(青島文化教材 ウェブサイトより)