商品解説

乗用車モデル / ダイキャスト製 完成品 (もしくはレジン製 等)

※↑ダイキャスト製 完成品とありますが、そちらは誤りでレジン製となります。

Awtowelo Type 650 Sokol ロシア
ロシアに接収されていた東ドイツの企業Awtoweloの自動車開発センターは、1949年にレースカーのオーダーを受けた。
それは普通のオーダーではなく、ロシアの最高指導者ヨシフ・スターリンの息子であるワシーリー・スターリンからの予約である。
プロジェクトは技術的な挑戦だけでなく政治的なものでもあった。
スターリンの息子はスピードを大変好み、レーシングシリーズのフォーミュラ２に出場したいと思った。
しかし、彼はただ競争するだけでなく勝利を望んだ。
これを可能にするために、ほぼ半数の従業員がそのプロジェクトに専念した。
オートユニオンの戦前のノウハウに基づいて、2つのフォーミュラカーが生産された、両方ともほぼ2リットルの排気量と152馬力の出力でV12エンジンが積載された。

レースカーは650“ Sokol”という名前がつけられ、1951年に最初のテストの準備ができた。1
952年4月にワシーリーは飛行機でロシアに車を移した。
しかしキャブレターに克服不可能な問題があり、レースに参加したものの優勝するチャンスはなかった。
最終的に両方の車は東ドイツに戻された。

1953年3月5日にソビエトの指導者スターリンが亡くなった後、彼の息子ワシーリーは新しい当局からの支持が得られず、このプロジェクトは後ろ盾を失った。
2台ともGDRに残り、フィルム撮影に使用され、その後間もなく忘れさられた。
いくつかの変遷を経て、車の1台がドイツの博物館PS Speicherに収容された。
2台目の車のシャシーはケムニッツのサクソン工業博物館のに展示されている。

333個限定生産

製品素材：レジン

注）写真と実際の商品が異なる場合や仕様が予告なく変更される場合がございます。