商品解説
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高速爆撃機Ju88はドイツ空軍主力爆撃機となり大戦期間のほぼすべてにわたって活躍しましたが、空軍首脳幹部は同機のさらなる高速を求めます。
ユンカース社はかねてから研究していた、透明な機首部とキャノピーを大きなタマゴ型にして一体化した「戦闘型頭部」をJu88に適合。
段付きキャノピーに対して空気抵抗低減と良好な視界を確保するこの機首をもった爆撃機がJu188として採用され、ドイツ空軍最後の実用爆撃機として敗色濃い戦線へと投入されていきました。
一方、ユンカースはJu88とは別系統のコンセプトで与圧区画を備えたJu288を独自に設計するもエンジンの問題で開発は不調に終わりました。
しかしJu188にJu288の知見を加え与圧と排気タービンを加えた高高度運用を可能としたのがJu388です。
本号ではこれら大戦末期に登場したユンカース高速爆撃機三羽烏の知られざる側面も含め詳細に解説します。
ご期待ください。
カラー8ページ モノクロ72ページ 全80ページ