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特集(1)●F-22ラプター25周年
米空軍のATFプロジェクトでYF-23としのぎを削ったYF-22が、その後採用を勝ち取ってF-22Aとなり、量産仕様試験機が初飛行してから今年で25年(訓練部隊への配備からは20周年)。
F-15の後継機として当初750機程度の導入が見込まれていた同機は、価格の高騰などから結局183機で生産を終了、また輸出のハードルの高さからわが国もF-Xとしての配備を断念している。
今月は節目となった機会に同機の開発開始から現在までを振り返り、運用や搭載兵装のバリエーション、事故の記録まで紹介する。
また関連記事として、昨今二分化している戦闘機の複座型の開発についても、その検討条件をまとめてみる。
特集(2)●いまなお健在“怪鳥WB-57F”
米空軍が運用していた高高度気象観測機WB-57Fは、原型機であるイギリスのキャンベラから数えると、初飛行から73年も経過しているオールドジェット(個体としても60年近い機齢)。
そのWB-57Fを今も運用し続けるNASAが、この夏同機を西太平洋の気候観測のため韓国のオーサン基地に展開させ、約6週間のプロジェクトを実施した。
航空ファンでは韓国のミッションの模様をフォトリポートするほか、WB-57Fの歴史とACCLIPと呼ばれる観測プロジェクトの解説に加え、1960~70年代に横田基地に配備されていたRB/WB-57Fの当時の姿も「198X年の空」スペシャル版として元井カメラマンの写真で紹介する。
今月の注目記事
●パールハーバー航空博物館を訪ねる
●クロスランドおやべヘリコプター&防災・防犯フェスティバル
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