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特集『自衛隊航空2023』
政府の2023年度予算が閣議決定されるなか、防衛予算についてもその用途などがこの時期に発表されることを受けて、航空ファンでは毎年4月号で自衛隊航空の最新情報と予算について特集している。
今年はとくに、周辺諸国やロシア・ウクライナなどの情勢も鑑みて今後大幅な防衛予算の増大が予定されていること、安全保障関連三文書が発表されて防衛の在り方にも変化が生じつつあることなどを踏まえて、細かく解説していく。
また、例年どおり３自衛隊の航空部隊編成表も掲載し、資料的価値も高める。
そのほか、前号でインド空軍機の到着を一報した日印戦闘機共同訓練「ヴィーアガーディアン」についても、日本国内を初めて公式に飛んだロシア製戦闘機Su-30MKIの姿やその内容をリポート。
関連記事としてインド空軍の現状と航空自衛隊との関係などを検証していく。
さらに今後変革が予定されている陸上自衛隊航空部隊についても年頭訓練や部隊リポートを掲載。
ほかにも将来的に後継機種の導入を中止して撤廃するとされる航空自衛隊の救難捜索機についても解説するほか、少し変わった企画として、航空自衛隊が2022年初の試みとして行なった航空祭での有料観覧席システムなども紹介する。

●イランのIl-76輸送機の現状
●世界で唯一の飛行可能な零戦32型、復元を終え引き渡しへ
●イタリアのビンテージ水上機、カプロニCa.100
●198X年の空―戦技競技会のF-104
●韓国各地の最新展示機事情
●短期集中連載◎知られざる日本のグライダー史
●新連載◎Bf109とBv151の検証