商品解説

インジェクション・プラスチック製 AFV完成モデル

28cmの長い砲身が1/72でも迫力の野砲が完成モデルで登場

1/72スケールで1950年代から60年代に運用された280mmの野砲、M65アトミックキャノンを再現した組み立て完成モデルです。

アトミックキャノンについて：
第二次世界大戦終了後の東西冷戦時代、アメリカ陸軍が開発、配備した巨大なカノン砲がM65アトミック・キャノン280mmカノン砲です。
口径280mmのカノン砲は核砲弾専用の大砲として開発され、アトミック・アニー、原子砲とも呼ばれていました。
使用された砲弾はW9核砲弾でこれはアメリカで最初に開発された核砲弾で、80発が生産されています。
直径は11インチ、核出力は15キロトンの威力を持っていました。
1955年には改良型のW19核砲弾が開発され同じく80発が生産されW9核砲弾から切り替えられたのです。
M65アトミック・キャノンの射程は約30km、自力での移動はできず、前後に移動用のトレーラーを装備して移動しました。
移動状態から射撃状態、射撃状態から移動状態まではそれぞれ約15分で変更が可能だったといわれています。
重量は83.3トンにもなりましたが、移動時の最大速度は約55km/hが可能でした。
20門が生産され、1953年から63年まで運用。
ヨーロッパと韓国に配備されていたのです。

モデルについて：
モデルは1953年から63年までアメリカ陸軍が運用していた核砲弾を発射可能な大型野砲、M65アトミックキャノンを1/72で再現。
プラスチックモデルの組み立て塗装済み完成品です。
巨大な砲とそれを運搬するための専用トレーラーもモデル化しています。
このセットは射撃姿勢のM65アトミックキャノンを再現。
主役の砲身の長さだけでも280mm。
砲身を装備するT72砲架もその形状をしっかりとモデル化して、1/72スケールでも重量感たっぷり。
専用のトレーラーはフロントがM249、リアがM250をそれぞれキャビンの外観はじめエンジンコンパートメントの形状までリアルな仕上がり。
塗装済み完成モデルですからそのまま情景を作るのも、汚し塗装を加えてリアリティを高めてみるのも楽しいでしょう。

■1/72スケールでM65アトミックキャノンを再現
■塗装組み立て済みの完成モデル
■このキットは車両からおろした射撃姿勢を再現

・発売日、価格、品名など予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。