絶版

1/72 陸上自衛隊 81式短距離地対空誘導弾射撃統制装置/発射機 3両セット

by フジミ模型

¥3,696 (税込) 参考価格:¥4,620 値引き: ¥924

商品解説

プラスチック製 軍用車輌モデル 組み立てキット


陸上自衛隊の地対空ミサイル「81式短距離地対空誘導弾(C) (通称「短SAM改」)」の 「発射機」と「射撃統制装置」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキットです。
 
「発射機」は、「3・1/2tトラック」の車体に地対空ミサイルを装備した姿を再現した内容となっています。予備ミサイルは展開した状態と、収納した状態を選択可能。
「射撃統制装置」は、「3 1/2tトラック」の車体にパネル状の追尾レーダーを装備した姿を再現した内容となっています。レーダーは展開した状態と格納した状態を選択可能。

塗装例は陸上自衛隊仕様1種、陸上自衛隊の各部隊や航空自衛隊の各基地所属車両の部隊表示、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属。


陸上自衛隊では、その創隊時の経緯からアメリカ陸軍の部隊編制を参考としており、特に1970年代まではその傾向が顕著でした。
アメリカ軍では世界最強の航空戦力を擁している関係から、陸軍内での対空装備は各国と比べて貧弱であり、実際の戦争や紛争時に際しても対空戦闘の機会は極めて少ないものでした。
このため、陸上自衛隊でも対空装備はあまり重要視されておらず、中距離用の対空ミサイル「ホーク」と、近距離用の対空機関砲「エリコン L-90」を装備している程度でした。
これには、日米安保条約に基づいたアメリカ軍の航空機戦力も考慮した結果とも思われます。
ところが、冷戦時代の地勢学的に見ると、日本という国家は韓国に次ぐ最前線にあり、北海道などの北部はソ連軍機の航続距離内でした。

また、1970年代に登場した戦闘ヘリコプターは、地上部隊にとって脅威となる存在で、神出鬼没的に出撃する同ヘリコプターは、戦闘機のみでは対処できない難敵でした。
そこで、陸上自衛隊は従来の装備体系を見直し、対空装備の充実化を図ることになりました。
「81式短距離地対空誘導弾」は、このような背景の下で1960年代後半から開発を開始した短距離用の地対空ミサイルで、1981年に制式化されました。
この「81式短距離地対空誘導弾」は、「73式大型トラック」をベースに荷台部分を改造した「発射機」と、同様に改造した探知と追尾を行う「射撃統制装置」がペアとなって行動するシステムとなっており、部隊防空用の対空装備の主力となっています。

しかし、その後の電子装置の急速な発展により、陸上自衛隊では「81式短距離地対空誘導弾」の改良を1989年から開始、赤外線/可視光複合画像ホーミング方式の光波弾と、アクティブ電波ホーミング方式の電波弾の2種類のミサイルを使用する「81式短距離地対空誘導弾(C)」が1995年に登場、従来型が通称「短SAM」と呼ばれたのに対して、この改良型は「短SAM改」と呼ばれています。
また、1999年には車体として使用していた「73式大型トラック」がフルモデルチェンジ、「3・1/2tトラック(新型)」として部隊配備が行われ、「81式短距離地対空誘導弾(C)」のベース車両としても同タイプが登場しています。

ミニスケールらしく、一体成型を多用したパーツ構成とパーツ上に施されたモールドを主体とした
ディテール再現により、パーツ数を抑えた内容となっています。
車軸は金属製シャフトで再現しています。
フロントウィンドや各ウィンドを再現したクリアパーツが付属します。
タイヤはプラスチック製パーツで再現しています。

~新規デカールが付属~
・車両番号・使用部隊表記・銘板を始め詳細な表記まで収録しています。
・車両番号と所属部隊表記は実配置・実在する内容で、あらかじめ組合せ済みタイプと任意で車番が再現できるバラ文字。
・第4・6・9・10高射特科大隊、第7高射特科連隊・高射教導隊や武器学校と81短SAM(C)の配備先表記を網羅しています。

※モニターや画像解像度の問題により、色の見え方が実際の商品と異なることが御座いますので、予めご了承下さい。
※ 掲載イラスト・写真は実際の製品と異なる場合があります。

製品仕様

組立ガイド

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