商品解説
完成品フィギュア
Geccoが送る新シリーズ『Dinomation(ダイノメーション)』は、造形師RYOが脳内で描いた姿を、粘土から造形用ヘラ(スパチュラ)によって"発掘した"恐竜の姿であるともいえます。
特徴的な頭部は、身体に不釣り合いな大きさで造形されており、お腹を空かせた"腹ペコ"恐竜といった印象。
前肢は身体に比べ非常に小さく、このアンバランスさは学術的な事実ではあるものの、頭部の印象と相まって、コミカルで可愛らしいものに。
恐竜の王者とも称され、その名には「暴君」という意味合いが込められているティラノサウルスですが、造形師RYOによる自由な発想と、造形力で作り起こされたこのアイテムからは、往年のストップモーション作品で描かれたようなテイストや、「茶目っ気」「ワガママ」な雰囲気を漂わせ、「暴君」というよりは「ガキ大将」のような親しみやすささえ覚えます。
台座は生息していたとされる白亜紀、北アメリカ大陸の荒涼とした大地をイメージ。
足元に恐竜の骨がよこたわっている、どこか虚構めいた様子は『Dinomation』というシリーズ名が「Dinosaur」と「Stop motion animation」から生まれた造語であることを想起させ、シリーズが持つ魅力とテーマを随所に感じることが出来る、独創性に富んだ魅力的なアイテムです。
素材: ポリストーン
サイズ: 全長約17cm(ノンスケール)
原型制作・彩色: RYO(ねんど星人)
(c) RYO(ねんど星人) / Gecco