商品解説

ミリタリー/ミリタリーモデル 関連書籍

一つの車両を専門家や研究者の取材に基づいて徹底解説していく写真集Nuts and Boltsの第48集は、第二次世界大戦の緒戦からフランス侵攻頃までドイツ軍偵察部隊の第一線で活動していたSd.Kfz.231/232/263(6-Rad)6輪重装甲車とその派生型をお送りします。
1932年に登場したSd.Kfz.231(6-Rad)6輪重装甲偵察車は、ダイムラーベンツ社、ビューシンクNAG社、マギルス社の民間トラックシャシーをベースに開発された暫定的な装甲車両でした。
無線指揮車型のSd.Kfz.232(6-Rad)6輪重装甲無線車、大隊無線指揮車型のSd.Kfz.263(6-Rad)6輪重装甲無線車などの派生型も生産されますが、1939年頃からはより本格的な重装甲車であるSd.Kfz.231(8-Rad)8輪重装甲車シリーズに置き換えられていきました。
本書は装輪装甲偵察車の研究家であるホルガー・エルトマン氏により、ドイツ6輪重装甲車の歴史とその系譜を、現存する実車の鮮明で詳細なディテール写真などの貴重な写真を多数用いて解説します。
また多くのマーキングイラストと精密な1/35スケール図面も掲載しました。
運用数の少ない比較的マイナーな車両を、12年に及ぶ調査により解き明かした貴重な資料集です。
ぜひコレクションに加えることをおすすめします。

A4ソフトカバー掲載写真点数：現存する実車カラー写真326枚 マーキングイラストや1/35精密図面など約100点収録
テキスト：ドイツ語と英語
頁数：232ページ