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1/12 バルモビル (オレンジ) プラモデル

by PINK TANK

¥3,300 (税込)

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商品解説

フィギュア用 小物・アクセサリーパーツ


1/12スケールのスクーター・バルモビルのプラモデルです。
組み立てには接着剤・ニッパー・ヤスリ等が必要です。
部品点数は57点(金属製スプリング・軟質樹脂性前後タイヤ含む)。
ライトのレンズはクリアパーツ、テールランプは赤色のクリアパーツ。
全長104mm・全高67mm・全幅50mm。
スプリングにより後輪サスペンションの動きを再現。
実車のような分解・収納・組立は再現されていません。予めご了承ください

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気が付けば前作の「1/12 コーンバー+ウェイト+シール」から1年3カ月以上も経っていましたが久しぶりの新製品です。
「トラクターサイクル」に続く1/12乗り物シリーズ第2弾は!(ってシリーズだったのかよ・・・)
バルモビルです!!

その道の人達の間ではかなり有名なスクーターらしいのですが、自分はネットが初見でした。
以下はネットやら何やらで調べた実車の解説になります。

バルモビルはフランスで1952年に開発された折りたたみ式スクーター「バル・スクーター」を原型として生まれました。
パリ在住のエンジニア・M.V.bouffort氏が開発した「バル・スクーター」がそれ以前の折りたたみ式バイクと大きく違うのは分解・組立の全工程において一切の工具を必要とせず、箱型の車体の中に全てのパーツを収納した後、大人ひとりで手軽に持ち運びが出来る点にあり、極めて高いオリジナリティを誇っ ていました。
バルモビルはこの「バル・スクーター」をアメリカで販売したいと考えたバイヤーがパテントを買い取り、輸出することを前提として日本の平野製作所でライセンス生産をさせたスクーターです。
バルモビル(PSA型)は大きな期待をかけてアメリカで発売されましたが、高すぎる価格がネックとなり販売は振るいませんでした。
平野製作所は輸出が伸びず生産過剰となったバルモビルの日本国内での販売を許可するようにアメリカのバイヤーと交渉 し、その結果として1961年5月に国内向けに改良されたバルモビル(PSB型)が発表されました。
しかしその高価格ゆえに日本国内のマーケットにも受け入れられず、1963年の平野製作所の倒産とともにバルモビルはその姿を消しました。

前作のトラクターサイクルに関して調べているうちにネットで見つけたバルモビル。
原型は70年前、生産されたのは約60年前と、こちらもかなりのオールドタイマーです。
流石に試作車1台だけで終わった(らしい)トラクターサイクルとは違ってそれなりに量産されただけの事はあり、検索すると色々と情報が出てきます。
今回のモデル化に当たっては、多分これが(生産型の)オリジナルだろうと思われる形状をなるべく再現したつもりです(確証の持てない部分も多々あり…)。
ちなみに実車の売りである分解・収納・組立に関しては1/12の射出成型品で再現するのはどう考えても無理なので早々に諦めました(それっぽくは作れなくもない)。

最初からコアブロックの形になっている非変形コアファイターみたいなパーツ(例えがガンダム…)を用意すれば出来なくも無かったかもしれませんが(それでも本体蓋の開閉は…)、需要が見込めなさそうと判断しました。
申し訳ございません。

前方の開口部からは結構内部も見えるので最低限必要な部分はそれっぽく作っています。

リアサスペンションは付属のスプリングで動きも再現(実車では3層構造のゴムベルトだったようです)。

ウチがプラモデル化するにあたって最もネックとなると考えていたのはタイヤです。
当初はAFVのソフトスキンや装甲車のキットで時折見かける、スライスしたリング状のスチロール製部品を積み重ねてタイヤのパターンを形成する方法を考えていたのですが、某ブログのキャラクターキットのバイクのタイヤ部品を見て「エラストマならこれぐらいの事は可能なんだ」と気付かされてトライ(&エラー)。
思っていたよりは上手くいったけど、世間に流通しているものに比べるとちょっと残念な…でもゴムっぽい質感には代え難いものもあるのでこれで行きます。
ちなみに前後のパターンが違うのは同じ金型で該当部品のみを差し替えて成形しています。

成形色はシルバー・透明・透明赤とボディ色の4色。
ボディ色のランナーがオレンジ/スカイブルーのバリエーションがあります(いずれはホワイトも加えたいなあ、と皮算用)。

何だかんだで部品点数は57点(スプリング含む)。
部品数だけでいうならこれよりも多い製品は今までも有ったのですが、大抵は同じランナーが複数個入っているというパターンだったので、金型製作の手間としては今までで一番大変だったかもしれません。
でも組み上げてみると…滅茶苦茶小さいんですよね、これ。
全長104mm・全幅50mm・全高67mmとなっております。
トラクターサイクルの時にも参考値として記載させて頂いた他社様の1/12バイクの大きさは、タミヤ様の「1/12 ヤマハ YZF-R1M」で全長172mm、全幅68mm、全高97mm、ハセガワ様の「1/12 スズキ RG400γ「前期型」が全長170mm、全幅70mm、全高98mmとのことです。
本当は高価格商品にしたかったのですが、完成した大きさを目の当たりにすると流石に腰が引けます(パッケージも小さい)。
2970円(税込)のトラクターサイクルと比べるとボリュームは半分以下…
価格は迷いに迷ったのですが(今もこれで良いのか迷っています)、とりあえず今年いっぱいは3300円(消費税込)とさせて下さい(年が明けたら値上げするかも…)。
インストも過去最多の6ページです。

本商品は組立にニッパー・カッター・ヤスリ・接着剤等を使用する組立キットです。ご留意の上、ご購入下さい。
組立にはかなり難しい部分もあるので、全くの初心者という方にはお勧め致しかねます。
組み立て手順はなるべくリスクの少ない方法で進めていますが、ある程度経験のある方なら塗装の事を考えて手順を変えてみても良いかもしれません。

(PINK TANK ウェブサイトより)

製品仕様

組立ガイド

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