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RACERS Vol.65 RVF/RC45 ホンダV4最後の栄光
ヒューマンレーシング---人を通してレースシーンをひも解く
ホンダV4最後の栄光――、63号に続くホンダのスーパーバイクRVF/RC45の特集です。
前回は’94-‘97モデルの特集でしたが、今号は’98モデル、そして‘99モデルに焦点を当てています。
’98モデルでは、ホンダの耐久レースを象徴する看板技術として13年に渡って使用していたプロアームを廃止、新たに両持ちスイングアームを採用。
さらに最終型となる’99モデルでは、高出力化などエンジンパフォーマンスの向上を狙ってセミドライサンプを採用。
比較対象とするために’97モデルも収録しながら、’97年から’99年の鈴鹿8耐3連覇の内側を描き、そしてなぜ両持ちスイングアームを採用したのか、その理由を追います。
これまで情報があまり出ておらず、その実態をほとんど知られていなかった最終型RVF/RC45を徹底解説する一冊です。
contents
006 ホンダV4マシンの進化と変遷 1983≫1999
010 Interview●本田技研工業株式会社 常務執行役員 野村欣滋
016 THE SCENE from scenes 鈴鹿8耐3連覇 1997≫1999
048 Machine Gallery
058 THE SCENE from scenes 全日本選手権スーパーバイク 1997≫1999
064 Technical Review
084 1997-1999 RVF750 諸元一覧
086 THE SCENE from scenes スーパーバイク世界選手権 1998≫1999
090 Interview●1997-1999 RVF/RC45開発LPL 中本修平
094 もうひとつのRVF/RC45、驚異のファクトリーレプリカ
まずは、当時のエンジン設計プロジェクトリーダーで、現在ホンダの二輪事業における最高責任者である野村欣滋(よししげ)さんが登場。これまで多くを語られていなかったRVF/RC45におけるエンジンのあくなき高出力化への取り組みの様子を、初めてメディア向けに語った大変貴重な企画になっています。
’97年から’99年の鈴鹿8耐3連覇の様子を描いたレースレポートは、日本人ペアとして’97-‘98年と2連覇を達成した伊藤真一さんと宇川 徹さんという元ライダーの、当時を振り返った証言を織り交ぜながらページ展開しています。これもまた、従来になかった珍しい編集企画となっています。